真性包茎はEDの原因になることも！関係性を調査

男性の中にはEDに悩める人も少なくありません。
性行為における重大な弊害にもなり得る要素であり、男女の良好な関係性を保つためにも改善すべき症状と言えます。
EDというと、年齢的なものがイメージされがちですが、若い人でも様々な原因によって症状が発症することがあります。
そしてひとつの要因になり得るのが真性包茎です。
真性包茎は、包茎症状の一種であり、特に症状が重たく厄介な状態に捉えられています。
自然に治ることがないため、適切に治療を施すことが大切です。
なぜ真性包茎によってEDになるのか、その関係性を解説していきます。

真性包茎は痛みを伴う

真性包茎によってEDになってしまう理由のひとつに、痛みの問題が挙げられます。
そもそも真性包茎というのは、勃起状態にあっても包皮が剥けない状況を指しますが、無理に剥こうとした時には強い痛みが伴う場合が多いです。
手で剥こうとする場合はもちろんのこと、挿入をしようとする際にも強い刺激が走り、性行為時における痛みはEDを引き起こす要因になり得ます。
気持ちを萎えさせてしまう原因になることで、勃起状態を長く保つことができなくなりますし、いざという時にも刺激に対する不安で勃たなくなってしまうのも無理はありません。
気持ちが萎えてしまうのは男性ばかりではないでしょう。
女性の気持ちも冷めやすくなり、やがては膣が乾燥してスタンバイ状態も解消されてしまいます。
性行為時の心理というのは男女共にデリケートでもあるもので、スムーズにいかないことで気持ちが萎えることも十分に考えられます。
なお、仮に挿入ができる場合でも、それは好ましい状態ではないと言えるでしょう。
なぜなら真性包茎の場合、包皮内が不衛生になっている場合が多いからです。
女性側にとっても性病のリスクが上がる危険性がありますので、強引に性行為を行うことも推奨されないのです。

包皮の存在により刺激を感じにくい

性行為をスムーズに行う方法に、コンドームを用いるやり方がひとつに挙げられます。
包皮を上からカバーすることで、真性包茎の場合でも挿入をしやすくなります。
しかしながら、この場合の性行為にも問題があり、EDを引き起こす可能性もはらんでいるのです。
原因としては刺激が弱いことが関係します。
そもそもコンドームを使用する場合、一枚覆う形になることで、未使用時と比べると刺激が弱く感じられることがあります。
ただでさえマイルドな挿入感になるところ、真性包茎の場合は包皮にも包まれているという弊害があるのが難点です。
刺激を感じるべき亀頭が、コンドームと包皮との二重でカバーされている状態になりますので、鈍感な刺激になってしまうのも無理はなく、本来の気持ち良さを感じることができません。

一定の刺激があってこその性行為でもあるため、それが物理的に阻害される真性包茎では満たされにくく、EDになってしまうのも自然な結果と言えそうです。
もちろん女性からしても刺激を感じにくいことが考えられますので、お互いにとって有意義な時間にはなりにくいです。
本来の快楽を求めるのならば、治療を行い改善することが大切です。

精神的な負担になり得る

男性のEDを引き起こす原因には、精神的な問題も関係してきます。
いわゆる心因性EDと呼ばれるもので、心に抱えるストレスが原因で勃起をしにくくなってしまうことがあるのです。
ストレスの内容は様々ですが、真性包茎も当然のごとくストレス要因になり得るでしょう。
性行為に対する不安になることをもちろん、女性心理も気になるものですので、満足をさせられるのか心配に思ってしまうのも無理はないです。
快楽に身をゆだねることができず、あれこれ考えてしまう内に、男性器が萎えてしまうこともあります。
もしも性行為で失敗をしてしまった場合、それがトラウマになることも少なくありません。
過去の失敗体験が脳に刻まれてしまい、いざ性行為になった時にも、不安が大きくなり男性器の力を奪ってしまうのです。
中折れをしやすくさせるだけでなく、そもそも完全に勃起をしなくなることもあり、深刻な症状へと落とし込んでしまいます。
心因性EDは、改善が難しくなる場合がありますので注意しましょう。
肉体的な原因でEDになっている場合なら、その原因を取り除くことで改善することもありますが、心の問題の場合は改善に時間が掛かります。
したがって無用に失敗体験を重ねないよう、できるだけ早めに治療を行うことが推奨されます。

まとめ

男性にとってEDの悩みは辛く、男としての自信を奪ってしまう厄介な問題でもあります。
しかしそれが真性包茎によるものならば、改善できる可能性は十分にあるのです。
適切な治療によって本来の姿に戻すことが可能であり、それ以降は正常な男性器として活躍させられます。
大切なのはしっかりと治療を施すこと、この点に尽きると言えるでしょう。
自然に包皮が剥けることはないため、放置をしていても勝手に改善することは期待できません。
治療は早ければ早いほどメリットが大きいと言えますので、真性包茎の悩みと向き合い改善を目指しましょう。